SDGs
建築におけるSDGs
~日本建築家協会 2019年10月~
SDGsの17のゴールごとに、建築でできる目標と、具体的な取り組み内容が
写真も交えわかりやすく提示されている。
「建築産業にとってのSDGs(持続可能な開発目標)-導入のためのガイドライン-」
~日本建築センター 2020年2月1日~
SDGsの建築産業における背景や目標などを、広い視野で提示されている。
アトリエイノウエとしても
出来る限り貢献できたらと思います。
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内容MEMO
1.貧困をなくそう
建築が人々を貧困から救い上げられるわけではないが、建築環境は、人々の手が届く住宅や施設を通して、貧困が人々の生活に与える影響を緩和することができる。
2.飢餓をゼロに
建築環境は、現在のエコ・システムを守り、食料生産のための場所を保全・拡大することを優先するような建物や地域の計画・設計によって、食糧供給を確保することに貢献できる。
3.すべての人に健康と福祉を
ほどんどの人は生活の大半を室内で暮らすので、室内気候は健康に大きな影響を及ぼす要因である。
4.質の高い教育をみんなに
学校や教育空間は、未来のための投資対象として最も重要なものの一部である。
5.ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダーの平等に向けた運動を支援するために、建築、まち、都市のデザインが、性差にかかわらずあらゆる市民に開かれたものでなければならない。
6.安全な水とトイレを世界中に
きれいな水が希少な地域で雨水を利用するには、建築および市街地は雨水を集水し、浄化し、飲み水として使えるようにデザインしなければならない。
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
建築環境はエネルギー消費の主な原因であり、その一方でエネルギーを生産できるたいへん大きな能力を持っている。
8.働きがいも経済成長も
建築環境は、働きがいのある仕事と経済成長に、その計画レベルと建設レベルの両方で影響を及ぼし合う。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
建設産業は大量の廃棄物を生み、膨大な量の天然資源やエネルギーを消費している。
10.人や国の不平等をなくそう
建築環境は、格差を増大、強化するものとしての役割を演じてしまうことがある。
11.住み続けれられるまちづくりを
建築環境は、持続可能な都市やコミュニティの発展にとって極めて重要である。
12.つくる責任、つかう責任
建設産業は、廃棄物を生み出す主な産業の一つである。
13.気候変動に具体的な対策を
建築環境のCO2排水量は削減しなければならず、建築やまちは変動しつつある気候に適応できるようにしなければならない。
14.海の豊かさを守ろう
ほとんどの建築環境は陸上にあるが、その活動は海洋に影響を及ぼす。
15.陸の豊かさも守ろう
陸地を占拠する建築、まち、都市の量的拡大が急速に進んでいる。
16.平和と公正をすべての人に
議会、裁判所、公立図書館は、公正で平和な社会の要であり、一方地域のコミュニティ・センター、祈りの場、避難所は、包摂的で思いやりのある社会に対する市民の関わりの証たりうる。
17.パートナーシップで目標を達成しよう
どの都市も、多くの人の手によってつくられている。それと同じように、17のSDGsを当事者の一人だけでは誰も達成できないから、私たちは協働する必要がある。
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