2017.6.3
花戦さ
賑わう日本橋。
「花戦さ」
池坊 初代専好さまが
「花」をもってその時代に挑む。
織田信長、豊臣秀吉、千利休・・・
歴代の天下人たちを
豪華キャストが彩ります。
六角堂に集う民衆たちの笑顔が眩しい。
衣食住の形態は変わっても
松、菖蒲、撫子といった「花」は現在も変わらない。
ヒト、モノ、コトは変わっても
イキモノは変わらず存在し続ける。
一期一会の茶道のように、
生けた花は、その「一瞬」に生命が漲り、
人々の心を動かす「力」がある。
笑顔にする「力」がある。
上げた拳を下させる「力」がある。
今年で555年を迎えた池坊。
現代でも「花」の役割は変わらない気がします。
人のこころを動かす「花」を
私も生けるようになれたら、と思います。
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