アトリエイノウエ

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2016.5.29

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谷地川のほとりに。。。

千歳屋さんのツアーに参加させていただきました。

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明治18年に建てられた民家。

 

八王子長田養蚕さん。

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4万頭のお蚕さんが飼育されています。

別の工場で交配され卵となり、

孵化して10日間で各農家に出荷。

 

 

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暑すぎても寒すぎても厳しく(22~28度が適温)

タバコや臭いに弱いそうです。

床には石灰が撒かれています。

 

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桑の葉が食べやすいのは、ゴールデンウイーク明けのこの時期。

春繭はやわらかい紬に。

 

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一日2回あげる

こんなにたくさんの桑。

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もりもり食べて、すっかりなくなるそうです。

4回の脱皮を経て、大きく大きく育ったお蚕さんは。。。

 

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昭和36年に増築された

 

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風通しのよいお蚕部屋に。

 

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床に置かれていたこちら。

 

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広げると、お蚕さんのアパートに。

一つ一つの箱に1ペアのお蚕さん。

上に登る習性があるそうで、

吊るされたアパートはくるくる回ります。

1繭は1500メートルにもなるとか。

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当時は全てが手作業だったものが。。。

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機械作業になっているそうです。

 

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お土産いただきました。

一番左の繭は、お蚕さんが巣立っていったもの。

 

 

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道の駅八王子滝山

新鮮な産物に目移り。

長田さんの繭製品にもお目にかかりました。

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こちらも楽しそう。

 

美味しいランチの後は。。。

 

 

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江戸小紋の「石塚染工」さんへ。

 

 

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伊勢型紙

美濃和紙を3~4重に重ね、柿渋で強度を挙げられたものに

職人さんの手で繊細な柄が掘られています。

最近ではインクジェットで映されるものもあるそうですが、

人間の手の繊細さには適わないとか。

 

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何度も何度も使われてきた伊勢型紙。

 

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回数が正の字で記されています。

 

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何度も使われて、擦れてしまった型紙。

繊細な柄ほど、厳しいそうです。

 

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雪輪。本当に繊細です。

 

ご主人に実演いただきました。

 

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糊を用意し、合わせて

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糊を乗せていきます。

手だけではなく、身体全体でリズミカルに往復。

均等に糊がわたったら。。

 

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やさしく剥がします。

こんなに鮮やか!

グレーの部分が白抜きになり、

白い部分に色が付く。

反転する色のイメージを持つのも難しいです。

 

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型紙を移動。

星と星を合わせ。。。

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繋げていきます。

さすがの職人技。

継ぎ目はまったく分かりません。

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型付けが終わった布は、そのまま上部へ。

この後、別の場所で染の工程に入るそうです。

 

後継者は可愛らしい娘さん。

ご指導をいただきながら。。。

 

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手ぬぐいの型付けを体験させていただきました。

いやあ、見るのとやるのとは全く違いますね。

殆どプロにやっていただきました。

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出来上がりがとても楽しみです。

 

伝統工芸の世界。

着物を着なくなった日本人。

後継者不足も厳しいそうです。

 

が、

若い後継者たちが入ることで、

SNSや体験教室、展示等による普及活動、

新たな商品開発をされるなど、

時代に合わせた対応も活発になされているそうです。

2020年東京五輪では、この素晴らしい文化が世界へ発信できるといいですね。

まずは、日本人である、私たちが、知らなければ。

そして、

本当に良いものを見極める目をもち、

良いものを自ら使うことが習慣にならなければ。

祖父母の時代まで、ごく当たり前にされてきたことが

失われてしまっているのですね。

何とか取り戻したいものです。

私も、石塚さんの粋な江戸小紋を着こなせるようになりたいな~。

 

興奮冷めやらぬまま。。。

 

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八王子織物工業組合」さんへ。

 

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「絹の道」の繊細な織物。

工程を教えていただきました。

1階の店舗には、ネクタイやショール等、様々に展開された

織物製品。

こちらも素晴らしかったです。

 

 

 

つい安さや手軽さに目を奪われがちな今日このごろ。

 

職人さんたちの想いが詰まった作品、製品に少しでも触れられるよう

本質を見極める目を鍛えなければ、と思います。

 

ありがとうございました。

author:asuka  | コメント(0)

category: blogその他

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