待つ
UDの工夫を学びに。。。
代田区民センターへ。
世田谷UDゼミ第2回。
半田こづえ先生より、
「視覚障害者がいきいきとするUDの工夫」
をテーマに講義をいただき、
みなさんと意見交換。
~「速さ」「便利さ」のみを追い求めず、「待つ」ことの大切さ~
先生が最後におっしゃった言葉がとても印象的でした。
「待つ」こと。
心がけていけたら、と思います。
ありがとうございました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
講義MEMO
1.視覚障害とは?
(1)ニーズの違い=子供のころからの視覚障害と中途視覚障害
(2)視覚障害に起因する困難
・文字情報に関する困難
・移動に関する困難
・コミュニケーションに関する困難
(3)ユニバーサルデザイン(UD)と合理的配慮
UD:できるだけ多様な人々が使えるように、デザインしておくこと
~シャンプーとリンス、牛乳パックの印など
合理的配慮::多様な人々のニーズに対応して、理にかなった修正を加えること
・メトロポリタン美術館での対応
→さわれるコレクション+セルフガイド小冊子と警備員の案内
視覚に障害のある人向けの定例の鑑賞プログラム
子供向け出版物Art&The Alphabet:A Tactile Experience(2009)
2.私にとって障害とは?
(1)目が見えないことは障害でなく条件
(2)真の障害:日本社会の標準化圧力とダブルスタンダード
3.ユニバーサルデザインを生み出したアメリカでの経験
(1)リハビリテーション法第504条の経験
(2)アメリカで出会った人々
4.大きな方向転換を迫られている日本社会
川内先生の問題提起を受けて
(1)「平等な扱い」とはなにかを深く考えることの必要性
(2)「形」ではなく「実質」をどう実現するか
(3)技術法ではなく人権法を
5.皆さんへの問いかけ
私の「こんな風になったらいいな」リスト
(1)マニュアルに頼らない自然な人間のつながり
(2)必要な情報が伝わる静かな環境
(3)障害者を含め、理に叶った自己主張ができるようになるための教育
(4)「速さ」「便利さ」のみを追い求めず、「待つ」ことの大切さ
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