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2015.9.15

権利

150915

UDまちづくりを考える。

代田区民センターにて

世田谷UDゼミ第1回。

 

川内美彦先生のお話をお聴きしました。

 

2020年の東京オリンピックが、

現在の日本の環境を整える良い機会になると良いですね。

 

ひとりひとりの「権利」が守られますように。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

講演MEMO

■今日の「障害」観

・医学モデル:原因を本人の側から考える

→本人の身体を社会に適合させる(限界がある)

・社会モデル:原因を社会の側から考える

→社会の方を本人の身体に適合させる

 

■現在の障害観

・社会の側にも問題があることに気づく。

・社会も、多様な人を受け入れる方向に変わるべき。

・人の努力と社会の努力の両方必要。

 

■障害、障碍、障がいの表現

・「がい」は本人ではなく、社会にあるという社会モデルの観点からは「被障害者」であり、害を受けるという意味で「障害者」

・「害」をさまたげや災いだとのことで「がい」の表現にしたのは、マスコミによる影響が大きい。障害者からの要望ではない。

 

■障害者権利条約

・「あらゆる障害のある人の尊厳と権利を守ること」

→【人権】に関する条約。

日本は口内の法律を整えてからとしたため、世界においては制定が遅い。

 

■差別

・他の者との平等。

・【合理的配慮】

・過度な負担はしない。できない。

 

■バリアフリー法

・使えない人を使えるようにする。

・社会参加は人権。

・平等な社会参加の実現。

・バリアフリーでは「障害の強調」「障害の隠蔽」「無能力扱い」とされ、限界→ユニバーサルデザインへ。

 

IPCガイド

・オリンピック、パラリンピック競技のガイド。

・人権としてのアクセス

・アクセシブルな席

・アメリカ ADA法

・サイトライン

・情報のアクセス

 

■まとめ

・「平等な扱い」何かを深く追求すること。

・「形」ではなく使えるという「実質」をどう実現するか。

・技術法ではなく権利法を。

 

~Q&A~

Q)なぜ変えられないのか。

→A)日本の社会全体が問題意識を持っていないから。

変えるには、当事者の意見が必要だが、障害者でも若者は興味がない。

縦割り行政。(アメリカでは司法省。権利。)

 

Q)合理的配慮の判断は?

→A)提供側の経済的な余裕など。ケースバイケース。

容易に達成できるもの。

 

Q)我々はどうすればよいか。

→A)理解すること。

 

Q)バリアフリー法とは。

→A)平等法ではない。技術法にとどまっている

 

Q)権利法とは。

→A)権利を認めると、国の経済的負担が増えることを懸念しているところもある。

新しい公共工事の在り方。政治力の利用方法。

 

Q)教育は。

→A)文科省は隔離の方向が強い。

「心優しさ」「思いやり」などの「福祉」とくくられており、「権利」とされていない。

 

Q)良い事例は。

→A)羽田空港国際線ターミナル(建設前より多くの検討がされた。人的介護)

ディズニーランド(友人と訪れれば、快適)。

 

 

 

 

 

 

 

author:asuka  | コメント(0)

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