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2014.11.2

内側

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建築の内側

~天童木工を育てた仕事~

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天童木工 東京ショールームさんへ。

 

 

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建築ツアー

「坂倉準三建築研究所による天童木工東京支店 1964」に

参加させていただきました。

 

完成から50年を記念して、

天童木工東京支店の空間構成や意匠をご案内いただくツアー。

 

こちらの建物は、坂倉準三さん設計により、

1964年7月

10月に東京五輪が開催される少し前に

竣工。

 

外観は、当時コンクリート打ち放しでしたが、

老朽化により、20年前にカーテンウォールに改装されたそうです。

 

 

 

赤いシンボルは、排気筒。

後から塗られたそうです。

 

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1階のピロティ

当時は荷捌き場。

現在は、駐車場とアプローチ。

ガラス部分は後から1970年代に入れられています。

タイルは当時のまま。

 

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1階エントランス。

当時は倉庫。

白い壁は当時の打ち放しコンクリートに後から塗装されたもの。

赤い部分も当時はガラスが入っていたそうです。

 

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エレベーター。

当時からこの場所に、

荷揚げ用にこの大きさであったそうです。

 

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階段。

手摺も階段(段裏)も手摺も当時のまま。

もう1箇所の階段は、荷揚げに利用するため、手摺は当初鉄製だったのが

今は木製に。

 

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屋上。

現在は、社員さんたちの休憩スペース。

芋煮会なども開催されるそうです。

塔屋の階段も、痺れるディテールです。

 

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当時は、塔屋にサインが。

周りに高い建物がなかったため、

山手線から良く見えたそうです。

 

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2階。

当時の事務室は、今回の企画展示スペースに。

天童木工さんの経年により飴色に輝く家具と共に、

設えられた建築の数々。

 

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当時の社長室、会議室。

ウォールナットの壁は当時のまま。

 

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3階ショールーム。

正面のガラス面。

当時は、ファサードが透けて見えたそうです。

 

 

現在、天童木工さんの社員の中で、

当時のファサードを復旧させたいという動きもあるとか。

実現するといいですね。

 

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当時は全体が吹抜だったのですが、

後に中2階が作られたそうです。

 

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階段は天童木工さん製。

 

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黄色く塗られたダクト、

打ち放しの梁などは当時のまま。

 

 

建築ツアーの後、

ゆっくりと家具を見せていただきました。

木の温もりと、

デザイナーたちによる

機能的なデザイン。

 

贅沢な空間。

 

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特設カフェで

ラテアート☆

 

 

 

 

経年変化や外的要件等により、その姿を変えざるを得ない

外側の空間=建築と異なり、

内側の空間=家具は、

人の手に触れながら、

当時のまま、生き続けることができるのですね。

 

 

とても素敵な機会を、

ありがとうございました。

author:asuka  | コメント(0)

category: blog展覧会

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