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2014.1.31

響き

140131-3

我々はどこに向かっていくのか。。。

CASABELLA 創刊85周年記念シンポジウムに伺いました。

 

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九段下。

 

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赤いファサードが目印。

イタリア文化会館」にて。

 

140131-3

ASJ主催。

「我々はどこに向かっていくのか」

ー若き建築家へのメッセージー

 

基調講演で建築家・伊藤豊雄さん、建築史家・フランチェスコ・ダルコさんのお話をお聞きし、

建築家・岸和郎さん司会の下、建築家・塚本由晴さんも加わり、ディスカッション。

 

各々異なる視点から、未来に向けてのお考えをお聴きしました。

 

どこに向かっていくのか。。。

 

時には立ち止まって考えてみること、大切ですね。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

講演会 メモ

 

【基調講演】

■伊藤豊雄氏(建築家)

・建築の力

・「モダニズム」との違いとは?美意識・思考の方法

・東北被災地の「みんなの家」は10件完成。

 

①気仙沼<K-port>の現場から

・約4.4mの防潮堤計画の反対運動の一環としての2つの建物。

・安藤竜司氏による「みんなの家」

・渡辺謙氏による「加工場・オフィス」

・港の灯台。

・心をひとつにすれば一緒につくることができる。

・プロセスを変えることで楽しくモノをつくることができる。

・つくる人もつかう人も楽しむことができる。

 

②<みんなの森 ぎふメディアコスモス>の現場から

・2階建て、仙台メディアテークの延長上。

・「みんなの家」が点在したような配置。

・自然のエネルギー活用。

・仙台メディアテークより外に対してオープン。

 

③<台中市オペラハウス>の現場から

・どこからでも入れる。階段広場のような。。。

・白い洞窟。

・日本では施工者が見つからず、実現できなかった。

 

□共通する言葉

・「失われたのは身体への響きだ」⇔「失われたのは空間への響きだ」(篠原一男氏の言葉に対し)

 

 

■フランチェスコ・ダルコ氏(建築史家)

・「フォルム」

・形をつくる(可塑的)⇔切り込みをつくる(切る)

・経済・倫理を支える。

・過去も未来も変わらない。

 

【パネルディスカッション】

■司会:岸和郎氏(建築家)

■出席者:フランチェスコ・ダルコ氏・伊藤豊雄氏・塚本由晴氏 

 

【塚本氏】

・同時期に違うものを建てられる建築家はそうはいない。

・ニーズ・経済に合うこと。

・建築に別のもの、相手をつくること。

・相手は、自然や人や。。。

・自然は共有財産。万人に等しく与えられたGIFT。どうやって取り出すか。

・「建築と自然」自然を抽象化?自然に合わせて自分(人)が変わる?

 

【伊東氏】

・可塑的→身体、切る→理性に近い。

・みんなの家は可塑?! 自治体相手ではなかなかできないことができている。

・自治体相手にした時の出来ることは限られている。→美しい建築に限定される→つきぬけて何ができる?

・批判をしないで、出来ることからやる。

・「楽しい」とは?

 

【岸氏】

・「可塑」と「切る」は分けるものではなく、共存するものでは?

 

【伊東氏】

・台中は最初は理性でつくろうとしていた。

・制度を超えてモノをつくることが、より楽しみや喜びを生む。

 

【ダルコ氏】

・台中は審査員の一人として参加。

・張力のシステムが建築へどのように変換されるか、劇場に捕らわれない構成、等が興味深かった。

・形をつくることは分類をしたいということではなく、モノをつくる始まりを示したかった。

・「桂離宮」はどの時代にもつながる建築。目と思考が一緒になる→目が考える→考えるきっかけになる。

・「みんなの家」はニーズに応える建築。

・ミースの言葉「建築とは言語」→使うためには努力と習得が必要。公文をマスターすれば小説も書けるようになる。言語の秘密に近づけたら詩も書けるようになる。

author:asuka  | コメント(0)

category: blog講演会

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