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2013.9.10

笑顔

まちづくりフロンティア

私たちは震災から何を学ぶか。

「まちづくりフロンティア2013」に伺いました。

コスモス青山

コスモス青山

大分涼しくなりました。

 

JKK東京

東京都住宅供給公社本社へ。

 

まちづくりフロンティア

まちづくりフロンティア2013

公益財団法人東京都防災・建築まちづくりセンター主催によるセミナーです。

全4回のうちの本日は1回目。

 

「東日本大震災の教訓」をテーマに、

3.11が発生した時から現在、そして今後について

行政の立場と、住民の立場の双方のお話をお聞きしました。

 

お話をお聞きするうちに、つい涙腺が緩み、

気づけば会場からもあちらこちらですすり泣く声が。

 

そのような中、

仮設住宅にお住まいの方のエピソードの中で

くすっと笑ってしまうお話があったことが、

救いであり、希望にも感じました。

 

笑うこと、

笑顔は、元気と希望をもたらしますね。

 

 

 

都庁

帰りがけに立ち寄った都庁。

五輪カラーに彩られていました。

 

都庁

五輪招致の報告会

 

五輪招致

沢山の人々が集まりました。

 

五輪報告会

招致団の皆様のご報告。

 

報告会

くす玉が割れると、会場は大歓声☆

沢山の笑顔に溢れていました。

 

一方で、会場の外からは

「五輪招致反対!五輪施設建設によって私たちの住まいが奪われる」と

スピーカーの声。

 

五輪開催によって、得るものもありますが、

失ってしまうものも起きてしまいます。

それらのバランスを取りながら

日本国民全体で大きな目標を持って

開催できるといいですね。

 

 

2020年、東京での五輪開催は決まりましたが、

大災害の可能性は、これからもずっとなくなることはありません。

3.11を教訓に、常に心に留めておきながらも

笑顔で、

自分なりの目標を掲げ、

日々を送っていきたいと、改めて思いました。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

講演のキーワード

F-1「東日本大震災の教訓」

 

①「福島県における震災後の建築・住宅行政の対応について」

佐々木孝男氏(一般財団法人ふくしま建築住宅センター理事長)

 

■被災建築物応急危険度判定の遅れの要因

→通常1週間程度のところが3ヶ月を要した。

・長期的な余震の発生。

・震災直後のガソリン不足による県外要請の断念

・原発事故の発生による沿岸部市町村への派遣困難

 

■応急仮設住宅の建設等

・当初、災害協定に基づきプレハブ建築協定へ要請

・一方、県内事業者からは協力体制が整い、地元活用要請あり。

・結果、早期の供給促進、県産材・県内企業の活用が図られた。

 

■応急仮設住宅における様々な取り組み

・バリアフリー化(手摺・畳等)

・暑さ・寒さ対策(緑のカーテン・二重サッシ等)

・その他の対策(暖房便座・エアコン・浴槽追い焚き機能追加)

・民有地の活用(農地・工業用地等)

 

■借り上げ住宅の供給方法

・宅地建物取引業界への協力要請

・被災市町村からの要請

 

■フレキシブルな組織体制の構築

・災害対策本部と各部局の連携・役割分担

・土木部(建築総室)の役割と権限の委譲

・災害時の対応業務の把握と業務分担の見直し

・建築住宅課、建築指導課、営繕課の業務再編成

・他自治体等からの応援派遣要請

・関係機関、関係団体との連携と支援要請

 

■原発事故被害の状況

警戒区域等設定による影響

・警戒区域内では、公共施設や道路・鉄道等の被害について、いまだ詳細な調査が行われていない状況。

・警戒区域、計画的避難区域では、住民が県外や県内の市町村に避難しており、役場や学校施設なども県内外への移設を余儀なくされている。

 

■復旧・復興への取り組み

アクションプログラム

・応急危険度判定業務等の検証

・応急仮設住宅等に関する環境改善研究会の開催

・公共建築物等に係る復旧・復興技術連絡会の開催

・復興住宅供給促進のための支援

 

■復興に向けた課題

○仮設住宅等の整備に伴う課題(制度)

・避難所から仮住まいに至るまでのロードマップ

・国・県・市町村の役割分担

・災害救助法(適用基準)の緩和措置手続き

・仮設住宅の面積、単価、仕様、付属施設等の基準

・仮設住宅等の維持管理費用の負担

・借り上げ住宅賃貸契約の事務手続きと業務量

 

○仮設住宅等に伴う課題(運用)

・維持管理センターの設置

・仮設住宅の空き家(入居率80%)

・二次避難に伴う仮設住宅の移築

・県内仮設住宅入居者の世帯分離

・県外避難者の県内帰還等に伴う需要

・借り上げ住宅の供給不足

 

○震災後の公共工事発注に伴う問題

・解体作業や復旧事業の集中的発注

・復興事業や除染作業の集中的発注

・労務単価の高騰や人手、資材の不足

・主任技術者、現場代理人の配置技術者不足

・発注者側の技術者不足

・入札不調(予定価格オーバー、工期不足)

 

■日々の姿勢

・日々の取り組み姿勢が緊急時へ影響

・マニュアルだけではまかなえない。

 

 

 

②「東日本大震災から何を学ぶか」

村上誠二氏(長洞元気村(長洞地区仮設住宅自治会)事務局長)

 

■津波てんでんこ

・最善を尽くせ

・想定に囚われるな

・率先避難者たれ

 

・被災者の多くは家族の安否確認に動く→家族で決める避難場所

・一人では生きてゆけない。

 

■長洞部落会の動き

「夏雲や 生き残ることは 生きること」(俳句甲子園)

・安否確認:行方不明者の確認

・食料の確保:備蓄米の調査・おにぎり配給

・宿泊所(避難所)の確保:民家に分宿避難

 

■長洞元気学校の立ち上げ3/23

・国があなた(=家族)のために何かをしてくれるのかを問うのではない。あなたが国(=家族)のために何ができるかを問うてほしい。

 

■仮設住宅の建設要望

集落内に仮設住宅を建てたいと、集落で要請。

・地権者の同意:4人の地権者に無償提供

・入居希望者への説得:長洞地区仮設住宅への入居申込みのとりまとめ

・集落としての総意:全員集会での確認

 

■仮設住宅の実現

・被災地近接

・コミュニティ丸ごと

・被災者主体

 

■高台移転

・計画案は住民で。

・災害公営住宅も一緒にできないか交渉中。

 

「高齢者とこどもの笑顔のあるまちづくり」

author:asuka  | コメント(0)

category: blog講演会

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