2013.6.27
まんだら
集合住宅研究会の自主研究会にて、
学識者と実務者の意見交換会に出席させていただきました。
東日本大震災では、
津波により、広範囲、難地域において
甚大な被害を及ぼしてしまいました。
各行政、土木、都市計画、建築、建設…と
各者、精一杯の活動をされていると思います。
しかしながら、なかなか目に見えてくるところが
厳しいところもありそうです。
私たち日本人は、
かつての高度成長時において、
経済発展のために、
分業による効率化を図ってきました。
それによる、ある種の歪が、
3.11で浮き彫りになってしまいました。
良質な住まいをつくるには、
戦前の同潤会や、
日本住宅公団の団地をはじめとする昭和30年代の思想や社会にまで
遡らなければならないかもしれません。
とはいえ、
復興計画は着々と進んでいます。
これからできることを、できることから
進めていけたらと思います。
こうして、ひとりひとりが、自分自身で問題意識を持つことが、
何よりも必要なことではないかと、私は思っています。
貴重な場を、ありがとうございました。
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