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2013.6.8

縁日

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日本の文化はこんなに面白い☆

橋本夕紀夫さんのお話をお聞きしました。

 

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東京ビッグサイトにて。

 

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interiorlifestyle

家具、衣類、ファブリック、食器等、

インテリアに関する沢山の展示。

バイヤーさんたちで溢れていました。

 

9つのセミナーも開催されていました。

私がお聞きしたのは、

橋本夕紀夫さんの

ジャパンデザインは世界にこうアピールする

 

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中央の円形の展示会場をデザインされた方です。

 

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まずは、自ら手がけられた、

展示会場のデザインコンセプトをお話いただきました。

 

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展示会場は、グリッド型が多くあります。

実際、今回の展示も、この会場以外はグリット型ですが、

そうすると、見そびれる展示も多くあり、

動線が錯綜してしまう。

ぐるっと廻り自然に流れることができるということで、

円形の機能的な形状とされたそうです。

 

「Super Ennichi」

と題し、

「まつり」や「縁日」をテーマに、

提灯、七夕の短冊、花火、傘、家並みの集合をイメージし、

様々な色のヒモを求心的に配されています。

床のカラフルなパターンと共に、

歩くときの変化を期待されています。

 

 

続いて、展示会場に展示されていた、プロダクトデザイン、

ペニンシュラホテルなどの、建築やインテリアデザインのお話をしていただきました。

 

ドイツで行われる見本市会場を手がけられるそうです。

日本は、「侘び」「寂び」といった静の文化が主と思われていますが、

実は、

「祭り」「縁日」「ハレの場」といった

賑やかなエンターテインメント性も合わせ持っています。

 

日本の文化はこんなに楽しく面白い

ことを世界に伝えたい。

 

更には、ハードな日本だけはなく、ソフトな日本、

おもてなし

も合わせ、

空間の美しさだけではなく、

何かがそこで(偶発的に)(必然的に)起こると良い、と

おっしゃっていました。

 

「日本」の楽しさを再認識させていただきました。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

講演メモ

1.展示会場について

・「Super  Ennichi」

・海外で認識されている日本→侘び、寂び、お寺、禅等→ミニマル・静だが、

縁日、エンターテインメント性も同じように持っている。

・家並みの集合と傘。

・動線としても機能的な円形。

・多色の色を重ねて変化に期待。

 

2.プロダクトデザインについて

・漆のバスタブ。→造形的な自由度が高い。

・漆の時計。→時間を漆に映す。毎日漆を愛でる仕掛け。日本の工芸は使ってこそ意味がある。

・曲げわっぱのコーヒーカップ→素材を生かした造形。

・女性的な鉄瓶→男性的なごつごつした鉄瓶をアレンジ。継ぎ目は最大のデザイン。

・無垢材の照明→漆塗りもあり。無垢材を削り出し、LED埋め込み。

・踊る鳥獣戯画→スピーカー。人工筋肉でできた鳥獣たちが音に合わせて踊る。

・カバ桜の照明→桜の茶筒を断面で切断し、繋げている。

・曲げわっぱの照明→額縁のように。花入も設置。

・漆の酒器→月が漆に映る。

 

3.インテリア・建築デザインについて

・ペニンシュラ東京→日本文化とペニンシュラのラググジュアリを融合。ホテルでありながら日本の繊細さを活かす。左官、和紙、等に各界の第一人者が協力。

Rozilla(ロジラ)→「大人の秘密基地」丘をつくり、洞窟のようなアプローチ。左官職人とのコラボ。床・壁・天井すべてに土。天井トップライトによる自然照明のみ。

・トラジ(丸ビル)→ガラスに浮いたように見える土壁。漆のカウンター。

・名古屋 青柳→左官の外観。

京橋 トラジ→巨大な茶筅のイメージ。竹工芸を活用。デザイナーは「きっかけを設けるだけ」。

スカイツリーオブジェ→日本の伝統工芸を再認識。竹・漆・和紙・簾・はさみ焼き・組子・江戸切子・バネ・金箔・組紐等によるスカイツリーの表現。伝統工芸にそろそろ昭和も加えては?と、町工場の「バネ」も加えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:asuka  | コメント(0)

category: blog講演会

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