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2013.4.14

旅箪笥

旅箪笥

旅のお供に~?!

シンプルな桐木地の箱。

 

 

旅箪笥(たびだんす)

 

というそうです。

 

姿も、呼び名も、素敵ですね~☆

(写真ぶれていてすみません…)

 

茶道の数ある「棚」のうちのひとつで、

千利休が、豊臣秀吉の小田原の陣の際に、

旅行用の茶箪笥として創案されたと言われています。

 

小田原の陣が起きたとされているのは1590年ですから、

400年以上も前に造られたということになります。

 

改めて、受け継がれている文化の奥深さを感じます。

 

茶道では、旅に出て行きたくなる季節や、

お花見の席などに見立てて使われるそうです。

 

 

旅箪笥

正面には、倹飩(けんどん)蓋がはめられ、

落し込みの引手金具がついています。

 

両側面には持ち手の桟がつき、

内部は上棚と中棚が作られ、

上棚の勝手付き(写真の左側)には柄杓(ひしゃく)を掛けるための切り込みがあります。

 

茶室で棚として用いる他、野点(のだて)のときには

芝点(しばだて)として中棚の板をはずして薄茶器、茶碗を置き合わせます。

 

 

 

この「旅箪笥」を使って、

薄茶のお点前を教えていただきました。

 

 

 

旅箪笥

最初にこのようにセットして、

前面の蓋を閉めておきます。

お点前を終えたら、元の位置に納め、

蓋を閉めます。

 

通常のお点前と違い、お道具が見えていないので、

お客様の期待度、想像力が膨らみます。

 

「蓋があけられる」

 

瞬間が、とても楽しみですね☆

 

 

一方、お点前側としては、

蓋を扱うひと手間が難しいです。

 

倹飩の蓋の開閉には、

落とし込みの引手金具を使うのですが、

片手で美しく扱うのがなかなか難しく、

未熟な私は

 

「ゴト…

…ズリ…」

 

と、余分な音を出してしまいました。

 

 

でも、幼少のおママゴト遊びを思い出したり、と、

とても楽しいお点前でした。

 

旅にも出たくなります☆

 

 

~文中の解説及び写真は、「裏千家茶道 手前教則6」を参考にさせていただきました。~

 

 

 

 

author:asuka  | コメント(0)

category: blog裏千家

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