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2013.3.3

民家

日本の民家

日本の民家。

二川さんの写真で触れてきました☆

日本の民家1955年~二川幸夫・建築写真の原点

建築写真家、二川幸夫さんの写真展。

 

若手建築家、藤本壮介さんの会場構成は、

自立したひとつひとつの写真と向き合い、

角度を変えられた次の写真へ居住まいを正して望む、

緊張感ある空間。

ふと視線をあげると、それらの総体がぱーっと飛び込んでくる。

 

若干20代で撮られたという、数々の民家の写真。

 

地方、生業、季節、かたち。。。

各々の特色が、静かな光と影で映し出されています。

 

添えられた、伊藤ていじさんの解説を観ながら、

日本の民家を改めて美しく、愛おしく感じました。

 

自然と共に生きてきた、日本人の生活が、

良く伝わってきます。

 

高度成長とともに、生業も変わり、それに伴い、生活も変わり、

「住まい」というものが、「生業」とともにあるものではなく、

「生業」と別に存在することが多くなりました。

 

それは決して否定することではないことだと思います。

 

ただ、

私たちの現在が、

ご先祖様の生活の上に成り立っていることは、

忘れてはならないですね。

 

130303-2

「岐阜県白川村芦倉、合掌造りの民家と墓」

 

代々暮らしてきたご先祖様を敬い感謝しながら、

現在の私たちの暮らしがあること。

 

岐阜の私の故郷では、生業は変わってきているものの、

地域でお墓を守り、地域で助け合って生活する、

まだまだこのような心が息づいています。

 

ただ、多くの日本の地域がそうであるように、

過疎化、高齢化に悩んでいます。

 

都心で生業を持ちながらも、

自分の故郷と共存する方法、

お互いの地域をつなぐ方法はないかと、

思いめぐらせながら、

1枚1枚の写真と向き合いました。

 

そこに映されているのは、「民家」というかたちですが、

そこに息づいているのは、「ひと」なのですよね。

 

二川さんがおっしゃっていました。

 

「朝になると、白川郷の合掌造りから湯気が立ちのぼる風景は、

なんと神々しかったことか!」

author:asuka  | コメント(0)

category: blog展覧会

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