アトリエイノウエ

  • 最新情報
  • プロジェクト
  • 概要/プロフィール
  • ご依頼から竣工までの流れ
  • blog
  • お問い合わせ
2012.9.12

輪郭

あるべきものの輪郭を見いだすことができればいい。

深澤直人氏「デザインの輪郭」。

 

言わずと知れた、工業デザイナー、深澤直人さんの著書です。

対談形式でありながら、ご本人が抽出された言葉が、

作品を捉えたやわらかい写真とともに

分かりやすく、すうっと入ってきます。

 

「ジュンサイのぶよぶよのように、

その見えない感触を掴みたい。

その可視できる

実態の外側の空気を捉えたい。

それぞれが繋がっている、

見えない糸でできた

ネットの感触を確かめたい。

見えないものを見せることが、

デザインの目的ではない。

適正な心地を

強く自覚することはなくとも、

それがわかるために、

あるべきものの

輪郭を見いだすことができればいい。

周りの空気を描くことで

見えてくるものが、

そこに存在すべき姿である。」

 

 

 

 

「えーっと思わせるような強さをなくすことの方が

すごいと思う。

わっと驚かせることよりもはるかに強い。

それが難しい。

だってみんなふつうを期待していないわけだから。

ふつうにするには勇気がいります。」

 

「茶道は、すべての所作が非常に経済的な動きになっていると

聞いたことがありました。

経済的というのは、効率がいい行為、

最短距離ということかな。

つまり、インタラクションがスムーズに行われることが、

もてなすという美につながっていく。

表面をきれいな状態にするためには、

細胞の1個1個を整えていかないと。」

 

深澤さんの作品たちに、益々逢いたくなります☆

author:asuka  | コメント(0)

category: blog

コメントをお願いします