2012.5.22
都市住宅
「都市住宅」を一式、譲っていただきました。
鹿島研究所出版会(現・鹿島出版会)から
1967年5月~1986年12月まで発行されていた、
植田実さん編集の月刊誌です。
「都市住宅派」との言葉もあったくらい、
当時は一世を風靡した雑誌だそうですが、
廃刊されてしばらく経ち、
現在は一式を手に入れることは困難となってしまいました。
私が学生時代には既に、廃刊となってしまっており、
当時はバックナンバーを読ませていただいていました。
早い流れに取り残されないように必死な毎日。
時には、
過去の先輩たちの想いに触れてみると、
新しい未来が開けるかもしれないですね。
またじっくり読んでみたいと思います。
貴重な資料を譲ってくださいました、先輩、
ありがとうございました。
良い資料を入手できましたね。僕も数冊持っています。特に、左下にある本は、希少価値の高い物です。昭和のはじめには、古民家は、学問上において建築物には分類されていませんでした。建築物とは、寺社仏閣・書院などを分類にしか入れていなかったのです。都市住宅や建築文化という雑誌では、これらの重要性や美しさ、建築の基本がコミュニティーの基に成り立っている事を取り上げ議論していたようです。
>小俣さん
コメントありがとうございます。
今だからこそ、気づくこともありそうですね。建築の基本、学ばせていただきます。