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2012.9.27

大転換

伊東豊雄さんと中沢新一さんによる。

「建築の大転換」。

3.11以降、私たちはどのように社会と関わっていけばよいのか。

「大転換」への呼びかけ。

「ああ、自分のやってきた建築とは、何だったんだろう。

ここで、自分がに何ができるのであろう。」

第一線で活躍されている、伊東さんですら、

3.11の被災状況を目の前にし、このように思われたそうです。

 

3.11は、あらゆる面において、大きな転換を強いりました。

 

建築を語る文脈も一変しているようです。

大震災、原発事故、TPP問題。。。

百数十年前に開始された日本の近代化が、

抱え込んできた問題の本質が、

最後のベールを脱いで(脱がされて?)、

本性をあからさまに示そうとしています。

 

日々の生業や暮らしの中で、私たちは、

「市場経済の原理で動いている世界」(ソト)と

「社会」(ウチ)との間で

揺れ動いています。

 

お仕事をするには、(ソト)で、

家に帰ると、(ウチ)へ。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

■「市場経済の原理で動いている世界」

都市。

モダニズム。

線形空間。

理性。

客観。

ソト。

 

■「社会」

贈与によって成立している集団。見返りを求めない。

共同体がある。

非線形空間。

地域。

事象。自然現象。

主観。

ウチ。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

学者と言われる人の中には、

一旦世界の外側に立つと、二度と内側に戻れなくなってしまうそうです。

戻れなく、というより、戻らなく、というか。。

これは、外側の世界に身を置き続けた方が

矛盾を感じず、自己充足できるから。

現実の世界は、相変わらず、無数の事象が絡まり合い、

解きほぐすなんて到底不可能であるのに。。。

(伊東さんの文章より)

 

中沢さんが述べられているように、

人間の理性では把握できない、もっと大きな力によって

世界が回っていることの素晴らしさを感じると、

現実に立ち戻った時の感覚も変わってくるかもしれません。

 

伊東さんは、

「自然から祝福される建築のあり方」

を模索されているそうです。

 

古くから、自然と上手に共存してきた日本人。

現代だからこその共存の仕方を、

みんなで考えていきたいですね。

 

多様化している今日ですから、

その解も無数にあるに違いありません。

 

ただ、

伊藤さん、中沢さんたちによる、このような提言は、

今後の日本に向けて

大きな拠り所のひとつになるのではないかと思います。

 

☆ ☆ ☆

 

自民党、新総裁は、安倍さんになったようです。

今は、国に頼る時代ではないようですね。

 

日本の素晴らしい「大転換」を、

国民ひとりひとりのチカラで成し遂げていけるといいなあと

思います。

 

 

 

 

 

 

author:asuka  | コメント(0)

category: blog

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